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熱海の「居楽屋おとぎ」、渚町内で移転 新メニューも加えて心機一転

移転オープンした「居楽屋おとぎATAMI」の上瀧宏子さん

移転オープンした「居楽屋おとぎATAMI」の上瀧宏子さん

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 「居楽屋おとぎATAMI(アタミ)」(熱海市渚町)が3月1日に移転オープンした。

熱海の海をイメージしたという「居楽屋おとぎATAMI」店内(関連画像3枚)

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 同町内で2022年3月、「カラオケ居楽屋おとぎ熱海店」としてオープンした同店。渚エリアの再開発計画により今年1月でいったん閉店し、移転してリニューアルオープンした。

 東京出身の店主・上瀧宏子さんは、東京都東大和市で「カラオケ居楽屋おとぎ」を20年間経営してきた。カラオケを楽しめる居酒屋として長年多くの人に親しまれてきたという。「居楽屋おとぎATAMI」のオープンに合わせて東大和市の店は閉店し、同店に一本化した。

 上瀧さんは「熱海には東京に住んでいた頃からよく来ていた。花火や温泉、地域のイベントなど毎回来ても飽きないところが好き。気候が穏やかで人が親切なところも気に入っている。熱海に住んで店を開くことが夢だった」と話す。

 席数はカウンター7席。和風居酒屋だった建物を生かして改装。熱海の海のイメージを想起させる青い壁やヤシの葉の装飾で店内を彩る。2階は個室席として現在、改装中だという。

 看板メニューは、客がコンロで焼いて食べるキンメダイやアジなどの干物をはじめ、天ぷら、厚焼き卵など。アラカルトは400円台からそろえ、日替わりメニューも提供する。アルコールメニューは、地酒3種類を飲み比べる「利き酒セット」、旬の果物を使った生フルーツサワー、静岡のクラフトチューハイなど。上瀧さんは「地物を使った料理や地元のお酒などを中心に提供する」と話す。

 上瀧さんは「地元客はもちろん、観光客に何度も熱海に来たいと思ってもらえるような楽しい店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は16時~24時(日曜は14時~21時)。火曜・水曜定休。

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