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リゾナーレ熱海が宿泊者向け大浴場を刷新 「ムーンロード」をテーマに

リニューアルした大浴場のデザインを説明するKDaデザイナーのアストリッド・クラインさん

リニューアルした大浴場のデザインを説明するKDaデザイナーのアストリッド・クラインさん

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 熱海のリゾートホテル「リゾナーレ熱海」(熱海市水口町2)が3月6日、宿泊者向けの大浴場を「熱海温泉 ゆらゆら」としてリニューアルオープンする。

月の満ち欠けを表現した鏡を設置(関連画像4枚)

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 水平線から昇る月が海面に映される「ムーンロード」をテーマに掲げ、リニューアルした同浴場。総支配人の相山一茂さんは「熱海の観光交流客数の拡大と市内の宿泊施設の増加に合わせ、同館での宿泊価値を高めるためにリニューアルした。夜も楽しめる空間で非日常的な温泉体験を提供したい」と話す。

 施設内のカフェやメインダイニングなどを手がけた建築家ユニット「クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)」(東京都渋谷区)がデザインを担当した。大浴場の入り口には、モザイクアートで「ムーンロード」を表現。脱衣所には、月の満ち欠けを表現した鏡を設置した。脱衣籠は一つ一つ模様が異なる手編みの特注品を採用した。

 浴場の壁や天井は真夜中を思わせる濃い青色「ミッドナイトブルー」で塗り、海上に見えるムーンロードを際立たせる空間にしたという。KDaデザイナーのアストリッド・クラインさんは「室内の装飾はもちろん、カラーリングも工夫した。夜は月の光を最大限楽しんでもらいたい。ユニークでインパクトのあるデザインにこだわった脱衣所やエントランスからは、モダンな熱海の温泉文化を感じてほしい」と話す。

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