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「助けてください」 熱海・創業103年目の老舗和菓子店がSNSで支援呼び掛け

「熱海 本家ときわぎ」の加藤寿美江さんと前澤章治社長

「熱海 本家ときわぎ」の加藤寿美江さんと前澤章治社長

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 熱海の老舗和菓子店「熱海 本家ときわぎ」(熱海市銀座町、TEL 0557-81-2228)が1月12日、SNSを使って悲痛な声と共に支援を呼び掛けた。

販売する「本家ときわぎ 縁嬉菓子セット・あうん」

 同店は1918(大正7)年創業の和菓子店で、ようかんやきび餅など添加物を使わない伝統の製法で作る和菓子が、地域の人や観光客から支持されている。熱海銀座商店街の入り口に位置する宮造りの建物も、道行く人の目を引いている。

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 同店は、フェイスブックで「首都圏の緊急事態宣言により、熱海は再び、大変な不況に突入してしまいました。これは熱海に限らず、全国各地の観光地が同様に抱える、厳しい現実でございます。それ故に、泣き言を言ってはいられませんが、私どものような家族経営の小さな和菓子店は、このような情勢に対し、風速5mの北風でも、実質、風速30m位のダメージを受けることになります。ようやく迎えた創業103年目ですが、地道にコツコツ営んできたお店なので、正直、吹けば飛んでしまいます。実際、飛んでしまいそうです。。。そして、せっかく作ったお菓子達だけでなく、命を吹き込む前の材料の段階で、廃棄しなくてはならない状況に、置かれ始めております」(原文ママ)と、現状を投稿。

 さらに、「この苦しい状況を助けて頂きたく、温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。私どもは、外出を制限されている緊急事態宣言下のお客様に、美味(おい)しいお菓子を、便利な方法でお届けしたい。。。と願う気持ちもさることながら、本当は、お店の経営を助けて下さいませ。。。という、切なるお願いが本音です」(原文ママ)と支援を呼び掛けた。

 今回販売する商品は「本家ときわぎ 縁嬉菓子セット・あうん」で、商品代金、送料、代引き手数料合わせて通常6,570円の品を5,000円(税込み)で販売する。同店の定番商品である「百年羊羹(ようかん)」「きび餅」など7種類がセットとなる。賞味期限の関係上、本州のみ配送可能で、首都圏の緊急事態宣言が解除される2月7日まで販売予定。購入は電話とメールで受け付ける。

 同店の加藤寿美江さんは「観光客の減少に加え、お茶会や催し事を控えることにより、新型コロナ前と比較すると、言い表せないくらい販売は落ち込んでいる。ただ、後ろ向きにはならないように、よく食べ、よく寝て、よく笑いを心掛け、来店・購入いただいたお客さまには楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時30分~17時30分。水曜・木曜定休。