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熱海で「だいだいサクラマス」出荷始まる 夜市でもすしや刺し身で販売

網代沖で養殖した「熱海だいだいサクラマス」の出荷(提供写真)

網代沖で養殖した「熱海だいだいサクラマス」の出荷(提供写真)

 熱海の網代漁業(熱海市網代)が4月10日、網代沖で養殖した「熱海だいだいサクラマス」の出荷を始めた。

熱海魚市場の土曜夜市で販売されたサクラマスのすし

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 同社によるサクラマスの出荷は毎年春の恒例となっている。初日は約500キロを水揚げし、地元をはじめ都内などへ出荷した。出荷作業は5月ごろまで続く見込みで、期間中は約10トンの水揚げを目指す。

 「熱海だいだいサクラマス」は、熱海特産のかんきつ「ダイダイ」のオイルを混ぜた餌で育てるのが特徴。かんきつ由来の成分により魚特有の臭みを抑える効果が期待され、さっぱりとした味わいに仕上がるとされる。

 同社が地域資源を生かした新たな特産品として開発を進めてきたもので、市内の飲食店や宿泊施設での提供も広がりを見せている。網代沖の穏やかな海域を生かした養殖により、安定した品質での供給が可能となっている。

 11日には、熱海魚市場で開かれた土曜夜市にサクラマスのすしや刺し身が並び、来場者の関心を集めた。魚市場の宇田勝社長は「今年は例年より若干小ぶりだが、臭みがなくおいしい。脂は少なめで、年配の人でも食べやすい」と話す。同サクラマスは、市内のレストランや海鮮料理店などでも順次、春の味覚として観光客や地元客に提供される。

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