熱海のリゾートホテル「熱海シーサイド スパ＆リゾート」（熱海市東海岸町）が3月1日、ワーケーション宿泊プランの販売を始めた。

会議室のテーブルやホワイトボードをリニューアル（関連画像5枚）

　宿泊時に館内の会議室や同館レストラン内の個室ダイニングを利用できる同プラン。個室ダイニングは貸し切りで用意。飲み放題プランを割り引きで提供する。企業やグループでのワーケーション利用を見込み、昨年3月から試験的に提供してきた。ITやアパレル系などさまざまな法人の利用につながったことから、正式に販売を始めた。販売は年末年始など特定日を除く平日のみ。

　正式販売に合わせ、プロジェクターやWi-Fi環境を備え海に臨み明るく最大20人ほどを収容する会議室をリニューアル。テーブルやホワイトボードを増やすなどした。

　「熱海は首都圏や中京圏からのアクセスが良いため、各地から集まっての会議を開きやすいという声をもらっている。景色や温泉、ビュッフェ形式で提供している食事を楽しみながら日常から気分を変えて利用し、グループでの交流を深めてほしい」と同館の甲賀伸治支配人。「初島などの観光資源のほかアクティビティーも充実している。会議前後には、熱海でのレジャーも楽しんでもらえれば」と話す。

　料金は1人1泊＝1万4,000円～（4人1室利用時）。