
春休みシーズンを迎えた熱海の商店街が現在、大勢の観光客でにぎわっている。
行列ができる仲見世商店街の「熱海ばたーあん」(関連画像7枚)
観光客に目立つのは学生グループやインバウンド(訪日客)。3月11日、熱海駅前の商店街には平日にもかかわらず飲食店やスイーツ店に行列ができるなど活気が見られた。
春休みを利用しグループで訪れたという神奈川県の大学生は「平日なのに思っていた以上に人が多くてびっくり。商店街では、SNSで見たスイーツの食べ歩きを楽しみたい」と話す。中国から訪れたという観光客は「日本は6回目だが熱海は初めて。2泊してMOA美術館や来宮神社、伊東方面を回る予定。商店街がとてもにぎやか」と話す。
商店街の土産物店主によると、春休み期間中は例年観光客が増加するが、今年は特に欧米からの観光客の来店が増えているという。「雪の影響があって3月のここまでは前年と同じくらいの売り上げで推移している。品ぞろえを工夫し、初めて熱海に来る観光客にも土産物を通して地域の良さを伝えていきたい」と力を込める。