
熱海の「西熱海ゴルフコース」(熱海市熱海)が4月1日、リニューアルオープンした。
リニューアル記念メニュー「オム林ライスとミックスフライのお祭りセット」(関連画像3枚)
1963(昭和38)年に開業した同施設。62年間で増築を行ったことはあるが、大規模改修は今回が初だという。約1年かけ、カートや備品の新調、休憩所の一新、道路や施設内外の改修を行ったほか、テラス席を新設するなどして、「より快適な施設にリニューアルした」という。
リニューアルに合わせてラウンジでモーニングコーヒーの無料提供も始めた。ラウンジや絶景が望めるテラス席では、コーヒーを飲みながらコミュニティースペースとしても利用してもらう。テラスには、施設の建物と同系色のパラソルも設置した。同施設マネジャーの清水貴英さんは「天気が良い日は初島と伊豆大島が見える。夏ごろにはテラス席で本格的な飲食ができるように準備している」と話す。
パーオンが難しかった2ホールのパー数を上げ、18ホールの従来の総パー数70を72に変更。コース自体の改修は行わず難易度を下げた。支配人の林浩さんは「プレーヤーの皆さんには気持ちよくゴルフをしてもらい、良いスコアを出してほしい」と話す。
リニューアルオープンを記念して、施設内のレストランでは5月6日まで、林さんの名前から取った「オム林ライスとミックスフライのお祭りセット」(3,500円)を提供する。人気メニューの「鯵(アジ)フライ定食」と「オム林ライス」を組み合わせた限定メニューだという。市内でクラフトジンを製造する「SEACLIFE(シークリフ)熱海蒸溜所」(清水町)が手がける熱海産ダイダイを使ったジンの提供も始めた。
林さんは「熱海の事業者と連携し、地域全体に活気を生み出していければ。地元の人のコミュニティーの場としても使ってもらえるように施設を活用していきたい」と意気込む。
営業時間は7時~17時。レストランは8時~15時(土曜・日曜は7時15分~)。