
本年度初となる「熱海海上花火大会」が4月20日に開催され、春の夜空を鮮やかに彩る大輪の花火が市民や観光客を魅了した。
日曜の当日は、観覧スポットとして人気の熱海サンビーチや親水公園周辺に、夕方から多くの人々が集まり始めた。花火大会に合わせ、親水公園内に地元飲食店による出店が並び、地元食材を生かしたメニューを提供。観客はフードやスイーツ、ドリンクなどを味わいながら、打ち上げを待つひとときを楽しんだ。特設ステージでは、ライブ演奏やパフォーマンスが行われた。家族連れやカップル、外国人観光客など、幅広い層の来場者がそれぞれのスタイルで春の熱海を満喫した。
花火大会は熱海市が年間を通じて開催している名物イベントで、山に囲まれた地形による音の反響も名物の一つ。約3000発が次々と打ち上げられるたびに、観客席からは大きな歓声と拍手が湧き起こった。
今後の「熱海海上花火大会」は、春季は4月28日、5月31日、夏季は7月25日、8月5日・8日・18日・25日、秋季は9月15日、10月13日、11月3日、冬季は12月7日に、それぞれ実施が予定されている。開催時間は20時20分~20時40分(7月・8月は20時15分から)。