
「第1回熱海自衛隊音楽祭」が7月12日、救世会館大ホール(熱海市桃山町)で開かれる。
自衛隊行事への参加や協賛、広報活動などに取り組む静岡県防衛協会の東部支部が主催する。同支部熱海伊東地区会(清水町、TEL 0557-52-3291)の8年ぶりの活動再開に合わせて開催する。
7月3日で伊豆山土石流災害から4年を迎えるに当たり、伊豆山地区の復興と慰霊の思いを、救援活動に携わった陸上自衛隊部隊などの音楽隊の演奏で届けたいと企画した。同支部熱海伊東地区会事務局長の小倉高代さんは「伊豆山土石流災害では、自衛隊が献身的な救助活動を行い、被災者に勇気を与えた。この活躍は、国民の自衛隊への信頼と感謝を一層深めたと思う」と話す。
当日は、富士学校音楽隊、第34普通科連隊(板妻駐屯地)ラッパ隊、普通科教導連隊(滝ケ原駐屯地)雲海太鼓が出演する。
小倉さんは「活動再開は、地域住民が自衛隊を身近に感じ、理解を深める絶好の機会になる。地域に根差した活動を通じて、自衛隊と国民の信頼関係がさらに深まることを期待したい」と話す。
開催時間は14時~16時。入場無料。定員は1000人。事前申し込みが必要。駐車場がないため、公共交通機関での来場を呼びかける。