学ぶ・知る

熱海・網代で「豆州網代太鼓」が太鼓教室再開 地域活性目指す

太鼓教室の様子

太鼓教室の様子

  • 0

  •  

 和太鼓団体「豆州網代太鼓」の太鼓教室が6月1日、交流施設「AJIRO MUSUBI」(熱海市網代)で再開された。

指導をする「豆州網代太鼓」の納屋さん(関連画像3枚)

[広告]

 「豆州網代太鼓」は2003(平成15)年、網代出身の納屋真人さんを中心に有志13人で結成。阿治古神社例大祭をはじめとする地域の祭りに幼い頃から親しんできた納屋さんは、少子高齢化の影響で太鼓文化の継承が難しくなっている現状に危機感を抱き、太鼓を通しての地域活性化や健康増進の促進のほか、太鼓の楽しさも広めたいと活動を始めたという。

 活動の一環として太鼓教室も開講。コロナ禍などでしばらく開講を見送ってきたが、文化継承のため1日から再開した。納屋さんは「太鼓の魅力を再発見するため、全国の演奏を聞いて回った」と話す。当日は、住民や移住者など幅広い世代の参加者12人が集まり、バチの握り方、構え方、基本的なリズムなどの基礎や初歩的な打ち方を学んだ。伝統的な演奏に加え納屋さん作曲のオリジナル楽曲も取り入れ、太鼓そのものをパフォーマンスとして楽しめる教室として開講していく。

 「教室を通じて太鼓を好きになってもらいたい。メンバーが増えてくれたら」と納屋さん。「地域やコミュニティーは限定しないので太鼓に興味がある人は参加してほしい」と話す。今後も定期的に教室を開講し、8月10日に予定する「AJIRO MUSUBI」の1周年記念イベントでは教室の参加者とともにパフォーマンスを披露する。

 次回は6月22日開講。開講時間は、初級クラス=15時~16時30分、上達クラス=16時30分~18時。受講費は、大人=1,000円、高校生以下=500円。定員20人。

食べる

暮らす・働く

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース