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MOA美術館で「人間国宝展」 26人33点の作品を展示

展覧会「技-WAZA-人間国宝展」の様子

展覧会「技-WAZA-人間国宝展」の様子

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 MOA美術館(熱海市桃山町)で現在、展覧会「技-WAZA-人間国宝展」が開かれている。

人間国宝の作品を解説する動画も上映(関連画像4枚)

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 陶芸、染織、漆芸、金工、竹工芸など日本の伝統工芸の分野において、卓越した技術と美意識を体現する人間国宝(重要無形文化財保持者)26人の33点の作品を紹介する。

 陶芸では加藤卓男、松井康成、伊勢崎淳さんらによる造形と釉薬の妙、染織では北村武資や鈴田滋人さんらによる緻密な織りと染めの技、その他各分野においても素材の特性を最大限に引き出した造形美と、代々受け継がれてきた技術の深化が見られる展示となっている。作品には、用いられた技法や素材、工程を詳しく解説するパネルを添え、専門知識がなくても理解を深めながら鑑賞できる工夫を施す。

 同館広報担当者は「高度な技を持つ人間国宝の芸術性と独創性に注目して作品を見てほしい。それぞれの作家の思いやエネルギーを感じてもらえれば」と話す。

 開館時間は9時30分~16時30分。木曜休館。観覧料は一般=2,000円ほか。7月22日まで。

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