
JR熱海駅と熱海サンビーチの中間地点にある咲見町に、無料の休憩所を兼ねたカプセルトイスポットがオープンして1カ月がたった。
熱海市のクーリングシェルター「涼み処」協力店にも登録(関連画像3枚)
運営は、熱海で豚まんを展開する「熱海の肉饅(にくまん)。」。豚まんやまぜそばを販売していた場所を改装して7月8日にオープンし、連日300~600人が訪れる人気ぶりを見せている。
店主の清水智一さんは「まぜそばは、多賀に専門店をオープンすることが決まった。この場所の活用を考える中で、坂道の途中で休める場所を探す観光客の姿をよく目にしていたので、無料休憩所の開設を決めた」と話す。
約17坪の店内には、カプセルトイが約60台並び、クレーンゲームやジュースの自動販売機も設置。冷房を効かせた店内には椅子を設置し、猛暑の中で涼を求める観光客らが安心して立ち寄れるようにした。熱海市のクーリングシェルター「涼み処(どころ)」協力店にも登録されており、熱中症対策の拠点としての役割も担っている。
今後は店内のスペースを拡張し、アイスやフードメニュー、豚まんを売る自動販売機の設置を計画しているという。清水さんは「暑い日が続くので、休憩だけでも気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は10時~20時。