たい焼き店「田舎本舗」(熱海市田原本町)が12月15日、熱海駅前平和通り商店街にオープンした。
北海道十勝産の粒あんを使ったたい焼きを提供する(関連画像4枚)
あんの製造を手がける「山梨製餡(あん)所」(伊東市)が経営する同店。同社は1935(昭和10)年、熱海市下多賀で創業し、現在は本社と工場を伊東市に構えて熱海市内のまんじゅう店などにあんを卸している。今回、かつて取引先だったまんじゅう店が営業していた場所に、たい焼き店を出店した。
同社は毎年2月から3月にかけて開催される「河津桜まつり」にたい焼き店として出店してきた。社長の山梨滋さんは「来場者から好評を得ており、祭りの期間以外でも購入したいという声が多く寄せられたことが、常設店を出すきっかけになった」と話す。
メニューは、伊豆産の桜葉を生地に練り込んだピンク色の「桜たいやき」と、抹茶を練り込んだ緑色の「抹茶たいやき」(以上350円)を用意する。「抹茶たいやき」には小田原産の桜花をトッピングし、見た目にも華やかな仕上がりとした。いずれも北海道十勝産の粒あんを使う。バターを挟んだ商品「あんバタたいやき」(400円)も提供する。バターが溶けやすいため、「賞味期限は60秒」としている。
山梨さんは「祖父の代からお世話になっている創業の地・熱海に戻ってくることができ、感慨深い。たい焼きを通じて地域に貢献できれば」と話す。
営業時間は10時~16時。