「SOLACE(ソラス)の丘キャンプ場」(熱海市下多賀)が4月11日、プレオープンした。
すでにテントが張られたテントサイトも用意されている(関連画像5枚)
太陽光発電システムの販売や施工、電気工事を手がける「さんふらわー」が運営する同施設。昨年8月に先行して開業したコワーキングスペースに併設してオープンした。ドッグランスペースも併設。コワーキングスペースと共にほぼ無人で営業する。ワーケーションやアウトドアを通じてSDGsを考えるきっかけとなる場所を作ろうと同社の遊休地と施設を活用。電力は、敷地内に設置した太陽光発電と蓄電池で賄う。
場内には、テントサイト3区画をはじめ、炊事場、休憩室、シャワー室、トイレ、ピザ窯などを備える。うち1区画にはあらかじめテントを張り、寝袋やランタンなどを備えて、気軽にキャンプを楽しんでもらえるようにしたという。Wi-Fiや電源コンセントも用意。食事は客に持ち込んでもらうが、今後、ジビエソーセージなど地元の食材の販売を予定する。
同社の望月鈴夏さんは「アクティブに活動している女性のワーケーションや犬を飼っているファミリーなどの利用を想定している」と話す。9月のグランドオープンまでには、たる型の「バレルサウナ」の導入も予定。果物やハーブなどの収穫体験も計画しているという。「無人営業で感じる不便さも楽しみに変えてもらいたい。自然の豊かさを感じてもらえる場所になれば」とも。
1区画当たりの定員は1~4人。9月のグランドオープンまではプレオープン価格で5,000円~。