「酒場ネコノヒトクチ」(熱海市咲見町)が4月23日、オープンした。
同所でシーシャ(水たばこ)が吸えるバーを経営していた店主・土屋英明さんと公文史枝さんが、居酒屋に業態転換して開いた同店。席数は、カウンター席とテーブル席を合わせて17席。内装はそのままに、メニューを全て変更した。
店名の「ネコノヒトクチ」について、土屋さんは「2人共、猫が好きで、看板や店内の装飾にも猫をデザインしたものを使っている。さらに今回の店は小皿で料理を提供するので、猫でも一口で食べられるようなイメージを伝えたかった」と話す。
フードメニューは約40種類で、価格は150円~550円。「手頃な価格で少量ずつ提供することで、いろいろな料理を楽しんでほしい」と公文さん。「ブロッコリーの素揚げ」「冷製マーボー」(以上350円)、「ゆで豚ポン酢」「アジフライ」(以上450円)などが人気だという。刺し身や天ぷらも日替わりで用意。土屋さんは「地元の珍味店や精肉店から仕入れたメニューも提供する。地元の事業者が作るメニューを増やしていきたい」と話す。
ドリンクメニューは、ハイボールやサワー、焼酎などを350円からそろえる。1人につき1ドリンクと1フード(250円以上)の注文が必要。
オープンから約2週間がたち、常連客も増えているという。「地元に愛されて週に何回も通ってもらえるような店にしたい」と公文さん。土屋さんは「1,000円程度あれば楽しく飲んでもらえる店なので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と話す。
営業時間は17時30分~23時。木曜定休。