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熱海駅が開業100周年 地元出身の熱海富士関が一日駅長に

熱海駅の一日駅長を務めた熱海富士(3月25日11時20分ごろ)

熱海駅の一日駅長を務めた熱海富士(3月25日11時20分ごろ)

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 開業100周年を迎えたJR熱海駅で3月25日、熱海市出身の大相撲力士・熱海富士が一日駅長を務め、記念式典や観光客との交流イベントが行われた。

熱海駅開業100周年イベントに訪れた人と交流をする熱海富士(関連画像5枚)

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 熱海駅は1925(大正14)年3月25日に開業して以来、伊豆の玄関口として大勢の旅客を迎えてきた。1964(昭和39)年には東海道新幹線の停車駅となり、熱海の発展に大きく寄与している。

 11時20分ごろ、熱海富士が熱海駅前に特設されたステージに登場すると、大勢の観光客や住民が大きな拍手で迎えた。一日駅長就任式では、熱海駅の荒屋祐佳利駅長から熱海富士に駅長の帽子とたすきが手渡された。駅構内放送や観光PRも行い、一日駅長の役割を果たした。

 中高生の頃に通学で熱海駅を利用していたという熱海富士は「100周年という節目に、駅長を任せていただきありがたい。たくさんの人に使われて愛されている駅であることを光栄に思う。これからもっとたくさんの人に使ってもらいたい」と話す。

 横浜から観光に訪れた夫婦は「77歳の記念旅行で来たら偶然、好きな熱海富士に会うことができてとてもうれしい。10年ぶりに訪れた熱海は駅がきれいになり人も多くなっていてびっくりした。旅行と開業100周年のタイミングが重なって良かった」と笑顔を見せる。

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