観光ボランティア団体「熱海まち歩きガイドの会」が2月23日、熱海梅園(熱海市梅園町)で「ガイド累計5万人達成記念セレモニー」を開いた。
同会は2009(平成21)年、「熱海を訪れる方により深く街の魅力を知ってもらいたい」との思いから発足。以来17年にわたり、梅まつりやもみじまつり、海上花火大会など市内主要イベントでまち歩きガイド活動を続けてきた。累計案内客数が5万人に達したことを記念し、節目のセレモニーを行った。
当日は、これまでの活動実績を報告するとともに、5万人目となった来園者に熱海市観光協会と熱海温泉ホテル旅館協同組合から記念品を贈呈した。プレゼンターとして出席した斎藤栄熱海市長が「地元ガイドの生の声による案内は思い出と記憶に残る。10万人、20万人を目指してほしい」と祝福と激励の言葉を送り、会場からは大きな拍手が送られた。
記念すべき5万人目となったのは、関東から友人3人で観光に訪れていた篠田みどりさん、新井恵子さん、神宮典子さん。篠田さんは「初めてガイドをお願いしたがとても分かりやすかった。記念の5万人ということで一生の思い出になった」と笑顔で話した。
梅が見頃を迎えた園内には多くの来園者が訪れ、観光関係者や芸妓衆らも参加。市民ボランティア17年の歩みを祝う温かな雰囲気に包まれた。
同会は現在41人が所属。2024年度はガイド回数416回、ガイド総客数2427人(前年度比33%増)と活動を広げている。市民ボランティアによる長年の継続的な取り組みが、観光地・熱海の魅力発信を支えてきた。同会代表の川上幸夫さんは「ガイドは高齢化してきているので、若い人も含めてガイドの人数を増やしていき、さらに熱海観光の魅力を伝えていきたい」と力を込める。