熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子kiito-生糸-」(熱海市銀座町)が7月26日、沖縄産マンゴーを使ったモンブランスイーツの販売を始めた。
テークアウトメニュー「1mm和栗のモンブランソフトクリーム マンゴー味」
「和栗モンブラン専門店」として3月2日に開業した同店。熊本県上益城郡産の国産和栗を使い、モンブランを客の目の前で細さ1ミリの錦糸状に搾って提供する。動画や写真で撮影してSNSに投稿する客の姿も多く見られ、「熱海の人気スイーツ店の一つ」になっている。
今回の期間限定メニューのコンセプトは「夏に食べたいモンブランパフェ」とし、原材料に沖縄産のマンゴーを使う。イートイン専用メニューは、マンゴーの果実とサンショウがアクセントのマンゴージュレを使った「和栗と沖縄産完熟マンゴーのモンブランパフェ」(2,750円)。パッションフルーツのパンナコッタや丹那ヨーグルト、ライチシャーベットなどが幾層にも重なる。同店の川岸瑞樹さんは「マンゴーと和栗の珍しい組み合わせだが、絶妙なマリアージュに。ヨーグルトやシャーベットで夏らしい清涼感もある」と説明する。
テークアウト専用メニューは、マンゴーソースと北海道産ミルクを使った「1mm(ミリ)和栗のモンブランソフトクリーム マンゴー味」(1,200円)。テークアウトして海辺などで食べる客も多いという。
同店では、7月3日に発生した伊豆山の土石流災害を受け、熱海市民と災害支援をする人を対象に、テークアウト用「モンブランソフトミルク」を無料提供している。1日30食限定で、8月末まで行う。川岸さんは「避難している人も救援活動している人も暑い中で大変な思いをしている。遠慮せずに取りに来てもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は10時~16時(テークアウトは17時まで)。木曜はテークアウト営業のみ。