インドレストラン「LAXMI TANDOORI HOUSE(ラクシミ タンドリーハウス)」が12月5日、熱海市渚町にオープンした。
インド出身のチェンデラ・ディネスさんが店主を務める同店。2001(平成13)年に来日して大阪のインドレストランでシェフとして経験を積み、その後熱海市内のインド料理店でシェフを務めた経歴を持つ。独立出店の経緯について、チェンデラさんは「熱海は観光客が多いが、地元の人にも手頃な価格で本格的なインド料理を食べてほしいと考えていた時に良い物件と出合った」と話す。
店舗の場所は、渚町の国道135号上り線沿いに位置し、周辺には人気スイーツ店や飲食店が立ち並ぶ。熱海銀座商店街や熱海サンビーチにも近く、人や車の往来が多いエリアにある。席数は22席。店内は「インドの店をイメージした」とチェンデラさん。ネオンや音楽でインドにいるような雰囲気を演出する。
料理はチェンデラさんとインド出身のシェフで手作りする。チェンデラさんは「製法もスパイスなどの材料もインドの物を使う。インド人シェフが作る本場のインド料理を味わってほしい」と話す。カレーは辛さが苦手な人のために甘口や中辛も用意する。
メニューは、チキンカレー、ベジタブルカレー、シーフードカレー、マトンカレーをはじめ、タンドリーチキンやチキンティッカなどの炭焼き料理を用意。前菜、サラダ、ビリヤニなどの一品料理も取りそろえる。炭焼き料理やナンは、店内の釜で炭火焼きにして提供する。ランチメニューは、カレー1種類のセットを850円、カレー2種類セットを1,000円から用意する(ナンもしくはライス食べ放題付き)。15時~17時はインドビールなどドリンクを半額で販売する。
「今後は激辛料理などのチャレンジメニューも提供していきたい」とチェンデラさん。来春には店舗2階にインドのスパイスやハラルフード、民族衣装、雑貨などを並べたインポートショップ出店も予定しているという。「熱海の人にインドの本場の味や食品、雑貨などを知ってもらい、愛される店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は日曜~木曜=11時~21時、金曜・土曜=11時~23時。