恒例の「あじろ温泉ひもの祭り」が2月26日、長浜海岸の「うみえ～る長浜」（熱海市上多賀）で開かれている。

焼き立ての干物を頬張る子どもたち

　今回で46回目となる同イベント。会場では、脂ののったアジの干物を炭火で焼いて無料で配布する。26日・27日の２日間の開催で、各日約3000枚を用意。このほか、干物や網代名物「イカメンチ」、カニのみそ汁、アジずしなどの販売も行う。

　26日は、無料配布が始まる11時前には約100人が行列を作り、アジの干物が焼き上がるのを待った。焼き台の上では脂ののった干物がジュージューと音を立て、香ばしい匂いを会場に漂わせた。来場者らは、焼き上がった干物を受け取ると、晴れ渡った青空の下で舌鼓を打った。

　函南町から家族で会場を訪れた9歳の男の子は「塩が効いていておいしい」と焼き立ての干物を頬張った。

　26日は11時～15時。27日は10時～15時。干物が無くなり次第終了。