和洋折衷スイーツのテイクアウト専門店「又一庵謹製 熱海ばたーあん」(熱海市田原本町)が8月7日で1周年を迎え、記念新商品「熱海ばたーあんどーなっつ」の販売を始めた。
とろっとしたバターあんが楽しめる「熱海ばたーあんどーなっつ」(関連画像3枚)
熱海プリンなどを展開する「フジノネ」(下多賀)が、1871(明治4)年創業の和菓子店「又一庵」(磐田市)とコラボレーションして昨年8月7日に開業した同店。又一庵の自家製あんを使った商品が人気といい、看板商品の「熱海ばたーあんパン」はオープンから1年で16万個以上を売るヒット商品となっている。
新しく販売を始めた「熱海ばたーあんどーなっつ」(380円)は、1日2回、店で揚げたてを販売する。パンは「熱海ばたーあんパン」と同じく、仲見世通りの「パン樹 久遠」から仕入れ、北海道産のあんとバターを閉じ込めた。出来立てを提供することで、「外はサクッと、中はふわっとした食感で、バターを練り込んだ粒あんがとろける食感が味わえる」という。「激うま期限=15分」を設定し、「出来立てをおいしく食べてほしい」と呼びかける。
店長の新藤蘭さんは「作れる量が限られているので、販売は1日2回からスタートするが、少しずつ販売量を増やしていきたい」と話す。「熱海ばたーあんパン」は、多い日で1日1000個以上を販売し、毎日完売となっているという。新藤さんは「おかげさまで1周年を迎えることができた。人気の『ばたーあんパン』に次ぐ新商品『ばたーあんどーなっつ』も、あんとバターを使ったおいしいスイーツに仕上がったので、楽しんで味わってもらえれば」と呼びかける。
営業時間は10時~18時。