熱海エリアの富士急グループの施設で8月27日、「初音ミク」の誕生15周年を記念したコラボイベントが始まった。
初音ミクで装飾した「イルドバカンス三世号」と初島のゲート(関連画像10枚)
2007(平成19)年に誕生し、バーチャルシンガーのライブやグッズが人気を集めている「初音ミク」の15周年に合わせて展開する同イベント。熱海・初島と十国峠を中心に、さまざまなイベントを開く。
熱海港と初島港を結ぶ定期船「イルドバカンス三世号」を初音ミクやピアプロキャラクターズでデコレーションして運航する。初島の各所に初音ミクのフォトスポットを設け、撮影を楽しんでもらうよう工夫を凝らす。初日の27日には、定期船を背景に記念撮影するファンの姿も見られた。
「PICA初島」内のテラスレストラン「ENAK(エナ)」では、「ミク・リン・レン・ルカと一緒にenjoy!海の幸パエリア」(2,000円)、「夏のかき氷パーティー☆ミクのエメラルドパインフレーバー」(1,200円)など10種類のコラボメニューを提供する。
熱海サンビーチ前の温泉リゾートホテル「熱海シーサイドスパ&リゾート」(東海岸町)は、キャラクターのイラストを窓などに施したコラボルーム2室を用意した。コラボルームの宿泊客には、オリジナルデザインのアロハシャツとクリアポーチをノベルティーとして進呈する。同ホテルと熱海港の売店では、フェースタオルや御船印などのコラボグッズを販売する。
十国峠ケーブルカーの車内は初音ミクなどキャラクターで装飾し、コラボケーブルカーとして運行する。十国峠山頂のカフェ「TENGOKU CAFE」などでは、「KAITOとMEIKOのなかよしカツカレー」(1,800円)、「クロワッサンソフト ミククロ」(700円)など8種類のコラボメニューを提供。山麓レストハウスの売店でもオリジナルグッズを販売する特設コーナーを設ける。
11月27日まで。