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熱海・伊豆山支援のグッズ販売 地元アーティストが復興を願ったデザイン

ピクニックシートのデザインをした地元のデザインユニット「BACCO」

ピクニックシートのデザインをした地元のデザインユニット「BACCO」

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 熱海や伊豆を中心に活動するデザインユニット「BACCO(バッコ)」が10月8日、「ATAMI ART EXPO(アタミ アートエキスポ)2022」サテライト会場のJR熱海駅ビル「ラスカ熱海」(熱海市田原本町)で伊豆山の復興を願ってデザインしたグッズの販売を始めた。

逢初橋や伊豆山神社の鳥居をデザインしたピクニックシート(関連画像4枚)

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 被災地支援団体「テンカラセン」(伊豆山)が今年8月、土産物づくりで被災地を支援しようとグッズブランド「is3(イズサン)」を立ち上げた。地元のアーティストと協力してTシャツなどを製作してあいぞめ珈琲店(伊豆山)やホームページで販売する。

 BACCOはプロジェクトに協力し、ピクニックシートのデザインを企画。賛同した経緯について、BACCOのデザイナー松下理恵子さんは「伊豆山神社は頻繁に通っていた場所で、自分にとって安心できるところ。その身近な伊豆山が被災し、自分にも何かできることがないかと考えていた時に声をかけてもらった」と話す。ピクニックシートには、土石流災害で被害を受けた伊豆山の逢初橋や伊豆山神社の鳥居のデザインを施した。松下さんは「ポップなデザインにすることで、ピクニックシートを使って少しでも楽しい気持ちになれるようにという思いを込めた」と話す。

 「ATAMI ART EXPO」で催事出店する10月10日までの3日間、BACCOのアクセサリーと合わせて販売する。松下さんは「今後、熱海の宿泊施設や土産物店でも販売してもらったり、イベントなどで使ってもらったりして多くの人の目に触れるようになってほしい。旅や散歩をしながらピクニックシートを使ってもらい、熱海や伊豆山のことを思い出して話してもらうきっかけになれば」と期待を込める。

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