「第5回熱海怪獣映画祭」が10月22日・23日、熱海市内で開かれた。主催は一般社団法人熱海怪獣映画祭。
怪獣映画に登場する熱海城を背景に映画祭運営メンバーらが集合(関連画像5枚)
「熱海を怪獣の聖地に」を合言葉に2018(平成30)年に始まった同映画祭。今回は、熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場(熱海市中央町)での映画上映や親水公園レインボーデッキ(渚町)での屋外イベント「熱海怪獣ひろば」を中心に多くの来場者を呼び込み、盛り上がりを見せた。
同映画祭としては初めての屋外イベントとなった「熱海怪獣ひろば」では、地元飲食店が露店を出し、怪獣をモチーフにしたドリンクやフードメニューを提供。このうち「熱海鉄板焼 ゑびす屋」は、熱海高校の生徒が企画したという、怪獣を描いた「怪獣プレスせんべい」を販売し来場者の目を引いた。
ステージイベントでは、DJによる特撮ソングの音楽ライブも開き、映画祭を盛り上げた。同法人代表理事の水野希世さんは「映画祭として初の屋外イベントだったが、想定以上に多くの来場者があり、露天も盛況で良かった。見番での映画上映は、映画館とは違う熱海らしい味のある雰囲気も楽しんでもらえたのでは」と話した。