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熱海にドッグラン併設ペット預かり店「LICO」 「ペットに優しい街」目標に

「LICO」の看板犬とスタッフ

「LICO」の看板犬とスタッフ

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 ドッグラン併設のペット預かり店「LICO(リコ)」(熱海市桜町)が熱海にオープンして2カ月がたった。

人工芝のドッグランエリアで走り回る犬たち(関連画像5枚)

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 都内で飲食店などを経営する大瀧奈帆さんが昨年11月7日に開業した同施設。9月に熱海に家族で移住し、傾斜地を整備して自然に囲まれた「ドッグラン」スペースを作った。

 大瀧さんは「親戚が熱海に住んでいたためよく来ているうちに熱海を好きになった。高齢者の飼い主が苦労してペットを散歩している様子を頻繁に見てきた。飼い主も愛犬も安心して過ごせる場所を熱海に作りたいと思った」と話す。

 ドッグランは、熱海の市街地や相模灘を見渡す高台にある。約500平方メートルの広大な傾斜地の「マウンテンエリア」と人工芝のドッグランを備える。「ここに来た犬は大喜びで斜面を走り回っている。飼い主は愛犬の様子を見ながら、ドリンクを飲んで景色を楽しむこともできる」と大瀧さん。

 ドッグランの利用料金は、一般=1日当たり一頭1,000円、有料会員=同500円。預かり料金は、「小型犬」(1時間=400円、1日=4,000円)、「中型犬」(1時間=600円、1日=5,000円)、「大型犬」(1時間=1,000円、1日=7,000円)。宿泊利用にも対応する。大瀧さんは「送迎にも対応するため、『犬の幼稚園』として地元の人にも利用してほしい。様子をラインの動画で飼い主に送っているため、安心して預けてもらっている」と話す。

 大瀧さんは「今後は、犬のしつけ教室や交流会も計画している。熱海のペットサロンや飲食店、宿泊施設との連携活動を通じて、熱海をペットに優しいイメージの街にしていけたら。散歩に行けずに運動不足の犬も多いため、ストレスフリーを目指す場所にしたい。飼い主と愛犬が良好な関係を築けるサポートを続けたい」と話す。

 営業時間は9時~18時。

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