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「熱海スイーツ」に春の新作続々 花咲く熱海に甘い香り届ける

「Restaurant & Sweets 花の妖精」の新メニュー「プリンパフェ」

「Restaurant & Sweets 花の妖精」の新メニュー「プリンパフェ」

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 春の行楽シーズンを迎えてにぎわう熱海で現在、熱海市内のスイーツ店に春の新作スイーツが並んで街に彩りを添えている。

27万個販売した商品の新作「熱海ばたーあんパン抹茶」(関連画像4枚)

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 和洋折衷スイーツのテークアウト専門店「又一庵(またいちあん)謹製 熱海ばたーあん」(熱海市田原本町)は3月24日、「熱海ばたーあんパン抹茶」(430円)の販売を始めた。2021年8月に開業した同店は、1871(明治4)年創業の老舗和菓子店「又一庵」(磐田市)の自家製あんを使った看板商品「熱海ばたーあんパン」が人気で、年間27万個を販売しているという。新作の「熱海ばたーあんパン抹茶」は、静岡県産抹茶をパン生地とバタークリームに練りこんだ。同店店長の新藤蘭さんは「春限定で販売する抹茶の新しい味を楽しんで味わってほしい」と話す。「熱海ばたーあんパンまんじゅう抹茶」(1個=260円など)、「ばたーあんの静岡抹茶モンブラン」(1,300円)も、季節限定で販売する。

 熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「和栗菓子kiito-生糸-」(銀座町)は、4月1日から「和栗と季節の果物パフェ 静岡苺(いちご)」(2,220円、ドリンク別)を販売する。掛川市の「赤ずきんちゃんのおもしろ農園」で栽培されるイチゴの品種「あきひめ」を使う。同店店長の川岸瑞樹さんは「あきひめは果汁が豊富で口当たりがよく、強い甘みが特徴。層状に盛り付けたライチのパンナコッタ、マロンクリーム、あきひめのジュレなどと、栗8個分のマロンペーストがとても合う一品に仕上がった」と話す。

 相模灘に臨むカフェ「Restaurant & Sweets 花の妖精」(熱海)は4月1日、新メニューの「プリンパフェ」(2,200円、ドリンク込み)の販売を始める。店のレンガ調の外観やレトロな内装から発想した喫茶店の代名詞ともいえる「プリンアラモード」をヒントに考案したという。同店を運営するホテルニューアカオの広報担当者・杉山聖也さんは「少し固めのプリンをベースに、花の妖精ならではの素材の意外な組み合わせを楽しんでもらえるパフェになった。懐かしさの中にどこか新しさを感じてもらえるのでは」と話す。プリンの上にベリーの香りを閉じ込めた泡を客の目の前で作る演出で「五感で楽しむ」スイーツに仕上げたという。

 桜や菜の花、チューリップなど季節の花が咲く熱海の街に、「熱海スイーツ」が春の香りを届ける。

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