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「熱海まめっこぷりん」で芸妓文化PR 老舗漬物店と芸妓組合がコラボ

「熱海まめっこぷりん」をアピールするまめっこと岸商店スタッフ

「熱海まめっこぷりん」をアピールするまめっこと岸商店スタッフ

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 熱海芸妓(げいぎ)置屋連合組合と漬物店「岸商店」(熱海市咲見町)がコラボレーションした商品「熱海まめっこぷりん」が3月25日、発売された。

まめっこのデザインをあしらった「熱海まめっこぷりん」(関連画像4枚)

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 熱海の伝統的な芸妓文化をPRしようと開発した同商品。開発の経緯について、岸商店の岸秀明社長は「コロナ禍でも芸妓衆は頑張ってきた。熱海の文化を担っている芸妓をまめっこを通して応援したい」と話す。

 北海道産の牛乳を原材料とし、好みでかけられるようにとキャラメルソースを別添えした。パッケージには、熱海芸妓の公式キャラクター「熱海まめっこ」のイラストをあしらう。岸さんは「高い品質、手頃な価格で熱海をPRしてくれる良い商品になった」と胸を張る。同社は1946(昭和21)年創業の老舗漬物店だが、28年前から「茶・プリン」を販売し、現在も根強い人気を保つという。

 熱海芸妓置屋連合組合の小笠原亜紀子組合長は「老舗の岸商店とコラボでき、芸妓文化の存続を助けてもらっていることが大変ありがたい。芸妓衆もテンションが上がっている。組合としても積極的にアピールしていきたい」と意欲を見せる。

 価格は4個入り=1,200円。同社の岸浅次郎商店本店(咲見町)とラスカ熱海店(田原本町)のほか、熱海芸妓見番歌舞練場(中央町)などで販売する。

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