「熱海MOA自然農法の会」が5月31日、梅原農園(熱海市相の原町)で自然農法体験教室を開いた。
イベントには17世帯30人が参加。曇り空で湿度が高く、じっとりと汗ばむ陽気の中、夏野菜の定番であるナスとピーマンの定植作業に取り組んだ。
梅原農園では、ナス240株、ピーマン100株を植え付けた。農園主の梅原孝伸さんが苗の扱い方や植え付けのポイントを説明した後、参加者は畝に並び、一株ずつ丁寧に苗を定植。子どもたちも大人と一緒に土に触れながら作業を楽しんだ。
定植作業の後には、収穫を終えたスナップエンドウ畑の片付けも行った。参加者は支柱やつるを整理しながら畑を整備。畑にわずかに残っていたスナップエンドウの収穫を楽しむ場面も見られた。
同農園では、堆肥作りから自ら手がける自然農法を実践。農薬や化学肥料に頼らず土本来の力を生かす栽培に取り組んでいる。畑には完全自然農法の区画と特別栽培の区画があり、参加者はそれぞれの特徴や考え方について学んだ。
参加した子どもの一人は「ピーマンが好きなので、できるのが楽しみ」と笑顔を見せた。家庭菜園を楽しんでいる参加者からは「土がとても良い。ふかふかで野菜が元気に育ちそう」との声も聞かれた。
梅原さんは「子どもたちに農作業に触れ合ってもらおうと始めた企画。土に触れたり、野菜が育つ様子を見たりしながら、楽しんで学んでほしい」と話す。
今回植え付けた苗は管理を続け、夏にかけて収穫を迎える予定。同会では年間を通じて自然農法の体験教室を開き、野菜作りを通して食や環境について学ぶ機会を提供している。