いちごクレープ専門店「ベリベリークレープ」(熱海市田原本町)が6月10日、JR熱海駅前の平和通り商店街にオープンした。
イチゴ6個分を使う「超盛ベリベリークレープ」(関連画像2枚)
昨年4月に開業した「いちごプラザ大福や」の一部を改装し、併設店としてオープンした同店。「ベリベリークレープ」は昨年12月、「ドライブインいちごプラザ」(伊豆の国市)に1号店がオープンしている。熱海の店で店長を務める山田清彦さんは「いちご大福に使うイチゴをクレープにも使えないかと始めた1号店が好評なので、熱海でも販売することになった」と振り返る。
伊豆の国市は静岡県内で有数のイチゴの産地として知られ、イチゴ狩りのシーズンには多くの観光客でにぎわう。年間90万個を販売するといういちごプラザのいちご大福には、同市韮山地区の「紅ほっぺ」などを生で使う。餅には国産の白玉粉を使い、白あんは自家製。ベリベリークレープのクレープにも、契約農家から仕入れる「紅ほっぺ」などを生で使う。いちごソースと共に生クリーム、生地は自家製という。
熱海の店のメニューは、イチゴ6個分を使う高さ約30センチの「超盛ベリベリークレープ」(1,980円)、イチゴ3個分を使う「ベリベリークレープ」(1,250円)、チーズクリームを使いイチゴやブルーベリーをトッピングする「ベリーリッチフロマージュ」(990円)など5種類。クレープは、土産用の個包装も用意する。
山田さんは「伊豆の国に近い熱海でも新鮮なイチゴを使ったスイーツを楽しんでほしい。店の周辺にはいろいろなスイーツ店や温泉まんじゅうの老舗がある。仲間入りして一緒に熱海を盛り上げていければ」と話す。
営業時間は10時~16時。水曜定休。