熱海銀座商店街のゲストハウス「MARUYA(マルヤ)」(熱海市銀座町)が6月4日、7月の「熱海こがし祭り」に宿泊客も参加できる宿泊プランの販売を始めた。
熱海銀座商店街のゲストハウス「MARUYA」(関連画像2枚)
毎年開かれている来宮神社例大祭「熱海こがし祭り」では、7月15日・16日の2日間、各町内の山車が市街地を練り歩く「山車コンクール」を行う。MARUYAが町内で祭りの起点となる「神酒所(みきしょ)」になることから、観光客・宿泊客も地元住民と一緒に祭りに参加して楽しんでもらおうと企画した。
プランは、7月15日から2泊3日限定で提供する。「祭りを100倍楽しむプログラム」と題し、熱海出身で同施設のビルオーナーらを講師に招いてのワークショップを開催。初めて参加する人にも楽しんでもらえるようにと、祭りの歴史や特徴、掛け声やおはやしのリズムの取り方などを学んでもらう。
同施設マネジャーの杉山貴信さんは「ただ楽しむだけではなく、祭りの特徴や掛け声などを知ってもらって楽しんでほしい。祭りを通して熱海の魅力をさらに感じ、熱海のファンになってもらうことを期待している。地元の人たちとつながりができることで、また熱海に来たいと思ってもらえれば」と期待を込める。
宿泊料金は2泊3日=1万8,000円~。料金には、祭りの飲食代、懇親会費用、プログラム参加費用を含む。