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熱海・伊東の「石舟庵」が「あんバタートースト専用あんこ」 フェアでお披露目

石舟庵が販売を始める「感動のあんバタートースト専用あんこ」

石舟庵が販売を始める「感動のあんバタートースト専用あんこ」

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 「感動のあんバタートースト専用あんこ」の販売が6月17日、熱海や伊東に和菓子店を展開する「石舟庵(せきしゅうあん)」(伊東市)の全店で始まる。

「あんこフェス」のチラシ(関連画像3枚)

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 同日から石舟庵全店で開催する「あんこフェス」に合わせて販売を開始。和菓子に使われるあんを使った新商品を作ろうと、1年半ほど前に企画を立ち上げて開発に取り組んできたという。「和菓子用のあんは、バタートーストに合わない。小豆の炊き方や原材料などを見直して、全く新しいやり方を取り入れて試作を重ね販売にこぎ着けた」と同社社長の高木康行さん。「小麦の香ばしさやバターの香りに負けないあんが完成した」と胸を張る。

 「感動のあんバタートースト専用あんこ」(530円)は、プラスチック容器に詰めて使い切りサイズで販売する。1パックに食パン約2枚分に使えるあんを入れた。あんは、小豆の香りをそのまま楽しんでほしいと、こしあんではなく小豆の粒が残る小倉あんを使う。あんの原材料には、通常は洋菓子で使うという洋酒をブレンド。深い味わいに仕上げたという。

 小豆は北海道十勝の生産者グループ「十勝壱カラット」が栽培する小豆「エリモショウズ」を使う。「十勝壱カラット」のエリモショウズは、小豆では珍しいという生産者単位で個別選別する単一品種。ふっくらと均一に炊き上がる特長があるという。

 「あんこフェス」では、「感動のあんバタートースト専用あんこ」やあんを使った同社の主力商品の一部をフェア価格で販売する。高木さんは「パン好きに喜んでもらえるバタートーストとの相性抜群のあんに仕上がった。パン食文化との調和に期待している。『あんこフェス』は、当社のあんの技術の集大成。あんのおいしさと和菓子の楽しさを知ってもらえれば」と話す。

 「あんこフェス」は6月25日まで。

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