コワーキングスペース「SOLACE(ソラス)カフェ」(熱海市下多賀)が8月1日、熱海高校近くにオープンした。
電気工事や太陽光発電システムの販売・施工を手がける「さんふらわー」(同)が運営する同店。事務所として使ってきたログハウスを改装してコワーキングスペースにした。年内には、同カフェを含むエリア「ソラスの丘」内にキャンプ場の開設を予定する。開業の経緯について、同社社長の荒川真紀さんは「当社はエネルギーの自給自足を目指している。ワーケーションやアウトドアを通して、環境やエネルギー、太陽光などについて知ってもらう機会を提供したい」と話す。
店内には、オープンスペースのテーブル席のほか、1人用個室や4人まで入れる個室スペースを設ける。海を望むウッドデッキやクッションなどを用意したリラックススペースも備える。「テラスで自然を感じながら仕事したり、ゆっくりとリラックスしたりできるスペースになれば」と荒川さん。飲み放題のドリンクコーナーや電子レンジ、IHコンロなども置く。
オープンスペースの利用料金は、1時間=500円で最大料金は2,000円。入退室や利用料の支払いにはスマホアプリを使い、無人対応とキャッシュレスを実現した。
今後については、「カフェに併設のドッグランも準備中。キャンプ場が完成したら、地域に向けたイベントも開いていきたい」と荒川さん。「キャンプ場は設備を整えた初心者向けを予定している。ソラスには癒やしや元気付けるという意味があるが、環境や健康を意識しながら未来の生き方を考えるきっかけになるような場所にしていきたい」と話す。
営業時間は10時~20時。