熱海市内の宿泊施設「ISHINOYA熱海」(熱海市熱海)、「レクトーレ熱海小嵐」(小嵐町)、「レクトーレ熱海桃山」(桃山町)が8月19日、「謎解き付き」宿泊プランの提供を始めた。
経営はティーケーピー(東京都新宿区)。「謎解き熱海めぐり~あの日見た花火と熱海にあがる夢」と題した謎解きイベントは、全国で「リアル宝探し」イベントを提供するタカラッシュ(品川区)が企画制作。熱海市と熱海市観光協会が協力する。
謎解きをしながら熱海市内を周遊することで熱海の魅力を楽しんでほしいと企画した。参加者は謎解き用のキットを受け取り、物語を読み解きながらキーワードを探すなどしてエンディングを目指す。花火師の祖父と花火師になることを夢見る主人公との物語をテーマにする。
ティーケーピーとして熱海での初の謎解きイベントとなる今回。同社の山之内大貴さんは「熱海の観光スポットなどを巡りながら歴史や文化など新しい発見をしてもらえる内容。謎解きファンなどこれまで、熱海に来たことがない人にもイベントをきっかけに熱海に来て楽しんでもらえれば」と話す。「当社の宿泊施設は法人利用も多いので、企業研修や社員旅行のコンテンツとしても利用してほしい」とも。
宿泊プランの料金は1人9,955円~。対象年齢は12歳以上。イベントは2024年7月までを予定。