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熱海で日仏合作の映画ロケ 伊豆エリアで「時代の波を表現」

熱海港で撮影に臨む関係者と出演者ら

熱海港で撮影に臨む関係者と出演者ら

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 日仏合作映画「SUPER HAPPY FOREVER(仮)」の撮影が8月29日、熱海港などで行われた。

熱海港での映画撮影に臨む五十嵐耕平監督(関連画像2枚)

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 藤枝出身の五十嵐耕平さんが監督を務める同作。既に下田や伊東などでの撮影は行い、熱海では熱海港のほか初島航路の船上でも撮影した。撮影には、同航路を運航する富士急マリンリゾートが協力。29日は、出演者やエキストラが海を背景に撮影に臨んだ。

 同作は、夏の海辺のホテルを舞台に、若くして妻を亡くした主人公とその親友との旅先での一日を描いたヒューマンドラマ。熱海など伊豆エリアをロケ地に選んだ経緯について、五十嵐さんは「伊豆の観光地は、観光客が多い時代も少ない時代も経験し、浮き沈みがあった地域。映画のテーマである時代の波に合った場所だと感じた。海外でも共通する時代の波を表現したい」と話す。

 カンヌ国際映画祭やヴェネチア映画祭などへの出品を目指した後、来年には国内やフランスの劇場での公開を予定する。

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