熱海出身の大相撲力士「熱海富士」の活躍を記念した新商品「生熱海プリン」の販売が10月13日、熱海銀座商店街の「熱海プリンカフェ2nd」(熱海市銀座町)で始まる。
熱海のご当地スイーツ「熱海プリン」の製造販売を手がける「フジノネ」(下多賀)が手がける同商品。価格は880円。縁起物の升に入れたプリンを約1時間かけて焼成することで、通常の瓶入りプリンよりもやわらかな食感になるという。プリンにのせる生クリームの上には卵黄のようなソースをトッピング。割って食べてもらう。消費期限は10分という。
同店店長の鈴木芹菜さんは「今までの熱海プリンでは表現できない『生』にこだわった。やわらかいとっておきの商品に仕上がった」と話す。
同社は9月、熱海プリンをデザインした化粧まわしを贈呈するなど同力士の応援に力を入れる。熱海プリン全店では期間限定で、「熱海プリン 特製カラメルシロップ付き」(390円)のかぶせ紙に同社マスコットキャラクターのカバを力士風にデザインした物を使う。富士山や熱海市の花「梅の花」もあしらって熱海富士を連想させるデザインに仕上げた。通販では、熱海富士が秋場所で11勝したことを記念して「熱海プリン6本セット」を11%引きで販売する。
鈴木さんは「さくちゃん(熱海富士)の活躍に感動をもらった。多くの人に食べてもらい、一緒に応援してほしい」と話す。