JR東海熱海駅社員らによるダイダイ収穫の支援活動が12月8日、熱海市内のダイダイ農家・岡野谷伸一郎さんの畑で行われた。
高齢化や人手不足などの課題を抱える熱海特産ダイダイの農家を支援しようと始めた取り組み。JR東海グループやJR東日本熱海駅の社員ら約30人が参加し、だいだい色に色付いた実を籠いっぱいに収穫した。地域貢献活動に取り組む地元サッカークラブ「SS伊豆」のメンバーも手伝った。
熱海駅の東野健二駅長は「ダイダイの生産量が落ちている中で、地域産業の活性化を目的に若いメンバーが生産者の力になれれば。今後も地域の困りごとを一緒に解決していきたい」と話す。
収穫で共に汗を流した岡野谷さんは「高齢の農家は大変な作業なので、若い力は助かる。皆さんの協力で特産品のダイダイを地域に残していきたい」と力を込める。