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熱海に「熱海おさかな食堂 炙り家」 刺し身のあぶり焼きを看板メニューに

看板メニュー「うお焼き」をデモンストレーションするスタッフ

看板メニュー「うお焼き」をデモンストレーションするスタッフ

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 「熱海おさかな食堂 炙(あぶ)り家」(熱海市銀座町)が3月31日、浜町通りにオープンした。

「うお焼き」にアジフライや刺し身などをセットした「炙り家うお焼き定食」(関連画像8枚)

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 熱海で取れた魚介を使う海鮮丼や海鮮料理を提供する飲食店を手がける「夢タカラ」(咲見町)が運営する同店。「おさかな食堂」系列としては8店舗目となる。浜町通りと国道135号が交わる角地にあり、観光客でにぎわう熱海銀座商店街にも程近い。

 席数は、テーブル席とカウンター席を合わせて29席。外観は、木材を組み上げて目立つ作りに仕上げた。

 系列店でも定番の海鮮丼のほか、看板メニューには刺し身を七輪(しちりん)であぶって食べてもらう「うお焼き」を系列店では初めて用意する。

 ランチメニューは、「うお焼き」用のマグロのトロや頬など5種を日替わりで提供する「本日のまぐろカルビ定食」(1,848円)、「うお焼き」にアジフライや刺し身などをセットした「炙り家うお焼き定食」(2,838円)、キンメダイの煮付けと刺し身、「うお焼き」用のキンメダイなどをセットにした「金目鯛(キンメダイ)堪能定食」(3,168円)など。変わったところでは、七輪であぶった刺し身をご飯の上にのせて薬味と合わせて食べてもらう「炙りめし」やかつおだしをお茶代わりに使う「お茶漬け」などの食べ方も提案する。

 ディナーメニューは、単品と盛り合わせで用意する「まぐろカルビ」やアワビ、地サザエなど魚介の「うお焼き」のほか、「よだれタコ ピリ辛パクチーサラダ」「赤海老(エビ)の醤油(しょうゆ)漬け」(以上638円)など、海鮮系のメニューを中心に提供する。

 同店に併設するテイクアウト専門コーナー「釜炊き・海鮮おにぎり あたむすび」では、静岡県産の米を羽釜で炊いたご飯を使った「海鮮おにぎり」などを販売。「塩むすび」(173円)、「サーモンハラス焦がし醤油バター」(302円)、「金目鯛の釜めしにぎり」(454円)などを用意する。

 「食材や自然など熱海の恩恵に預かり店を増やすことができている。熱海がさらに観光地として発展するように、恩返しの思いでこれからも頑張っていきたい」と同社の下鳥正人社長。同店の堀秀行店長は「系列店の中では小さい方なので、お客さまと近い距離感でサービスを提供できる。熱海の楽しさを感じられる接客を心がけたい」と話す。

 営業時間は、ランチ=13時~16時(土曜・日曜・祝日は12時から)、ディナー=16時~22時。

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