「立ち飲み処(どころ)熱海商店」(熱海市田原本町)が12月19日、熱海駅近くにグランドオープンした。
運送業や倉庫業を手がける「ノーベル」(静岡市)が経営する同店。同社社長の町田直弥さんは「仕事やプライベートでよく訪れる熱海で、2年ほど前から出店を計画していた。熱海には少ない飲み居酒屋に理想的な物件と出合い、出店を実現できた」と話す。
店舗面積は18坪。カウンター席とテーブル席を配置し、立食で20人ほどが入る。角地にあり、3面ガラス張りで開放的な店構えが特徴。「店の間口が広くて入りやすいことと、厨房を囲む長いカウンター席にこだわった」と町田さん。
メニューは、牛すじでだしをとった「静岡おでん」(1本165円~)、「黒はんぺん(焼き)」(550円)、「アジフライ」(330円)、「熱海商店の焼きそば」(715円)など約30種類。今後、日替わりの海鮮料理も提供する予定だという。ドリンクは、生ビール、クラフトビール、ハイボール、焼酎、日本酒などをそろえる。
町田さんは「店で隣になった人と仲良くなれるのが立ち飲み居酒屋のいいところ。気軽に使ってもらえる店として、熱海を盛り上げていければ」と話す。
営業時間は10時~18時。火曜定休(年内は休まず営業)。