
熱海梅園(熱海市梅園町)で現在、寒さの影響で開花が遅れていた梅の花が見頃を迎えている。
「第81回熱海梅園梅まつり」は1月11日に開幕。園内では、熱海芸妓(げいぎ)連による演芸会のほか大道芸の披露などのイベントや、甘酒無料サービスを行っている。
開幕当初は冷え込みで開花が遅れていた梅の花も、現在は少しずつ開花が進み、熱海市公園緑地課によると2月18日時点で469本中449本が開花。全体では「6.18分咲き」で、227本が見頃を迎えている。開花は早咲きの品種から中咲きの品種、遅咲きの品種の順に進む。例年と比べると2週間ほど遅れて開花が進んでいるため、遅咲きの品種はこれから見頃を迎える。
観光で来場した男性は「ちょうど良いタイミングで来られてよかった。赤やピンクなどいろいろな色の梅のコントラストがとてもきれいだった」と話す。
「梅まつり」期間中の入園料は、一般=300円、熱海市民・市内宿泊者=100円、中学生以下=無料。3月2日まで。