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熱海で短編映画の撮影 台湾俳優が主演、夏の完成目指す

バーコマドでの「熱海、青い夜」の撮影の様子

バーコマドでの「熱海、青い夜」の撮影の様子

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 熱海を舞台にした短編映画「熱海、青い夜」の撮影が2月19日、熱海市内のバーなどで行われた。

熱海ロケの様子

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 撮影は19日~21日の3日間にわたり、「バーコマド」(熱海市中央町)を始め、市内各所で行った。監督・脚本を務めるオカモトナオキさんは、これまでにも熱海を舞台にした映画「いつか来ない未来に」や「花火の温度」などを手がけてきた。

 今回の作品は、熱海を舞台にしたヒット作「温泉シャーク」を製作した「PLAN A」(上宿町)が企画。同社の永田雅之社長が3年ほど前から構想にあった企画をオカモトさんに投げかけたのがきっかけだったという。映画では、深夜、熱海に降り立った台湾人の女性が朝を迎えるまでの一夜を描く。主演は、邦画にも出演経験のある台湾俳優のヤオ・アイニンさんが務める。

 アイニンさんは「撮影の時は寒かったが、皆さんが気遣ってくれて温かい気持ちになれた。この映画もたくさんの温かさが実は私たちのそばにあることに気づくと思う」、オカモトさんは「アイニンさんや台湾との仕事をしたいという夢をかなえられた。パズルのような縁を結びつけてくれた熱海の街と出合えて良かった」と話す。

 完成は今年の夏ごろを予定し、国内外の映画祭への出品を計画する。

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