
網代の3団体が8月10日、交流拠点「AJIRO MUSUBI(あじろむすび)」(熱海市網代)で「夏祭り」イベントを開いた。
主催は網代連合町内会、親のコミュニティー「にじいろかふぇ」、教育事業者「TOKUBUN教育会」。地域交流や親子の居場所づくりを目的に企画し、「AJIRO MUSUBI」の開業1周年に合わせて開いた。
会場では、科学やものづくりを楽しむ「サイエンス教室」や「うちわ作り」のワークショップ、駄菓子コーナー、スーパーボールすくい、子ども店長によるミニショップ、本の読み聞かせコーナーなどを展開。施設内を探検しながら防災を学ぶアクティビティーや、災害時に役立つ「防災ボトル」を作るワークショップも行い、防災学習の機会ともなった。
スイカ割りでは、子どもたちが挑戦し、割ったスイカを頬張る姿が見られた。地元の和太鼓チーム「豆州網代太鼓」による「たたき音頭」の迫力ある演奏も披露された。
「にじいろかふぇ」の鶴淵志穂さんは「地元の人たちが積極的にイベントを手伝ってくれた。住民も移住者もみんなが交流できて良かった。今後もこのような活動を続けていきたい」と話す。