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【熱海でワーケーション vol.5】 熱海パールスターホテルでリゾートワーケーション

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 熱海が現在、特に力を入れているのが「ワーケーション」です。聞き慣れた言葉になってきましたが、ワーケーションとはワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語。コロナ禍を挟んでも、この数年は順調に発展を続ける観光地としての熱海が、なぜ今、ワーケーションに力を入れているのでしょうか? 数回に分けて、熱海でのワーケーションの動きやワーケーション施設を紹介していきます。

 これまでに、熱海の特徴的なワーケーション施設の一つ「キュレーションホテル桃山雅苑(ももやまがえん)」、一棟貸しゲストハウス「熱海・網代の風」を拠点に開催されたワーケーションモデルツアーの様子をリポートしました。今回は、リゾートホテル「熱海パールスターホテル」が始めたワーケーション宿泊プランを紹介します。

これまでの記事

【熱海でワーケーション vol.1】熱海が目指す“新しい滞在”の形

【熱海でワーケーション vol.2】まさに“泊まる美術館”「キュレーションホテル桃山雅苑」

【熱海でワーケーション vol.3】ゲストハウス「熱海・網代の風」を拠点にワーケーションモデルツアー

【熱海でワーケーション vol.4】課題先進地の熱海が企業研修のフィールドに

2022年9月に開業したリゾートホテル「熱海パールスターホテル」

 リゾートホテル「熱海パールスターホテル」は2022年9月26日、熱海サンビーチ前に開業しました。熱海サンビーチ前の一画は、大型リゾートホテルやリゾートマンションが立ち並ぶ熱海温泉随一の好立地。JR熱海駅から徒歩15分ほどの、熱海を南北に貫く国道135号沿いにあり、車でのアクセス性も良い場所にあります。

 目の前には熱海サンビーチが広がり、夏の海水浴シーズンには横断歩道を渡れば海まで直行することができます。年間10回以上開催されている熱海海上花火大会。ホテルが臨む熱海湾から打ち上げられるアーティスティックな花火を手の届く距離で鑑賞することも。客室からは相模灘を望め、水平線から昇る朝日や海に浮かぶような初島を眺めることができます。

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熱海で過ごすリゾートステイ

数奇屋の街並みをイメージしたというデザインが特徴の開放的なメインロビーにはゲストを迎えるラウジンを併設。季節に合わせたフルーツやパティシエ特製の焼き菓子などを使うアフタヌーンティーを楽しめます。館内には日本料理、中国料理、フランス料理、すし、鉄板焼きの5つのレストランとバーを備え、熱海や伊豆の豊富な食材を使って地域の風土・文化を料理に表現する「ローカルガストロノミー」をテーマにした料理を提供しています。

 このほか、シミュレーションゴルフを備えたフィットネススタジオ、エステサロン、インフィニティーバスやサウナを完備した温泉大浴場、真珠のギャラリーショップ、ミーティングルームなどを備えています。

インフィニティーバスを備えた温泉大浴場からの景色

フィットネススタジオにはシミュレーションゴルフも

 全87室の客室に温泉を完備。リゾートステイを過ごせるような空間と設備を整えた客室となっています。

客室に居ながら温泉を楽しめる

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熱海パールスターホテル内ジムにシミュレーションゴルフ 宿泊客以外にも

テレワーク、ワーケーションなどビジネスシーンに合わせた使い方も

 館内で過ごすリラックスタイムはもちろん、ビジネスシーンに対応した特別な空間も用意されています。2階にあるフードプレゼンテーションを備える宿泊客専用クラブラウンジには、ゆったりとしたソファやライブラリーコーナーを設け、静かな空間で仕事に集中することやちょっとした打ち合わせにも使えます。

落ち着いた雰囲気の宿泊客専用「クラブラウンジ」

 同フロアには、デスクを備えた半個室のブースが3部屋並ぶ「ビジネスセンターブース」、8人ほどまで対応する「ミーティングルーム」、大切な商談などに使える「応接室」もあり、テレワークやオンラインミーティング、ワーケーションなど、現代の働き方に合わせた使い方が可能です。

こもって仕事をしたい時には半個室の「ビジネスセンターブース」を

重要な打ち合わせなどに使える「応接室」も備える

 同館5階にあるのが、宿泊問わず有料で利用できるプレミアルーム夕凪の「ドローイングルーム」「ミーティングルーム」です。ドローイングルームの広さは98平方メートル。スクール形式で20人、シアター形式で30人ほどを収容できます。ミーティングルームの広さは21平方メートルで、8人用の会議テーブルを備えます。

「ドローイングルーム」での実際のセミナーの様子

「ミーティングルーム」では大画面モニターを使って会議をすることも

 ドローイングルームには、プロジェクター、スクリーン、音響設備、Wi-Fi環境などを備えるほか、コーヒーや水なども用意でき、企業の役員会議や総会、研修などでの利用にも適しているとのことです。

コーヒー、水、焼き菓子などが用意された「ドローイングルーム」

プロジェクターや音響設備も備える

 実際にこれまでも、宿泊客などから利用の問い合わせは多かったそうです。同館経営戦略室・支配人の大川真実さんは「家族でバケーションの途中にオンラインミーティングのためにクラブラウンジを利用したり、カフェラウンジでパソコン作業をしたりと、テレワークをするお客さまの姿を見ることがあります。ミーティングスペースについても、海外からのお客さま、グルーバル企業やIT系のスタートアップ企業のお客さまからの問い合わせ、実際の利用も増えてきています」と話します。

「熱海パールスターホテル」が打ち出したワーケーション宿泊プランとは?

 同館が2月に始めたワーケーション宿泊プランは、「熱海移住体験プラン」の名称で、3~7泊専用の長期滞在・連泊を想定したプランとなります。前述した同館の設備やサービスを使ってもらいながら、リラックスタイムもワークタイムもゆっくり過ごしてもらいたいという思いを込めたプランです。

 客室は、「スーペリアオーシャンビュー室礼(和洋室)」「スイートヒルサイド“TERRACE BATH”(洋室)」「スイートヒルサイド“TERRACE BATH”(和洋室)」から選択可能。朝食付きで、館内のレストランで和洋中のビュッフェスタイルで提供します。夕食は付いていないので、ホテルの外に出て熱海グルメを楽しむこともできれば、館内のレストランでゆっくりと食事を楽しむこともできます。

客室「スイートヒルサイド“TERRACE BATH”」

客室「スーペリアオーシャンビュー室礼」のテラス

 同プランを始めた経緯について、大川さんは「ワーケーションにも対応して住むように滞在してほしいという思いでスタートしました。館内には、ミーティングやテレワークに便利な設備を備えています。リフレッシュしたい時には、ジムで体を動かしたり、温泉やサウナに入ったりすることもできます。熱海にプチ移住したような体験を味わってもらいたいです」と話します。

 「アフターコロナでテレワークが定着して働き方が変わってきています。スタンダードな働き方の一つとして、どこでも仕事ができる、その場所として活用してもらいたいと思います。ワーケーションも同様で、国内で導入している企業は10%に満たないかもしれないが、社会的にも多様な働き方を推進していることから、今後さらに普及するのではと、期待しています。当館はグローバルなお客さまを受け入れる施設を整えているので、国内だけでなくグルーバル企業からのオファーが増えることも期待しています」とも。

 熱海観光では、「季節によって表情を変える熱海梅園やACAO FOREST、文化・芸術に触れる来宮神社やMOA美術館がお薦め」という大川さん。「熱海は首都圏からも近く、温泉や自然も豊富です。プランを活用してもらい、仕事とリラックスできる時間を同時に過ごしてもらえれば」とも。

「熱海パールスターホテル」プレミアルーム夕凪・熱海移住体験プラン

リンク

ホテルの目の前に広がる「熱海サンビーチ」

ホテルから望む「熱海海上花火大会」

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