パフェ専門店「メゾンドパルフェ 十全十美(じゅうぜんじゅうび)」(熱海市田原本町)が4月26日から、新商品「十全十美フィナンシェ」を1日2回、焼きたてで販売している。
1日2回焼き上げて販売する「十全十美フィナンシェ」(関連画像3枚)
1月に熱海駅近くにオープンした同店。静岡県産の果物や店の2階に設けた工房「十全十美ラボ」で自家製するジェラートや焼き菓子などを客の目の前で盛り付けて提供するパフェを売りにする。新商品も自家製する。
開発の経緯について、同店店長の村上怜菜さんは「贈答用に日持ちがして、食べ歩きもできる焼き菓子を作りたかった。フィナンシェはシンプルな分、違いを出すために焼き時間や温度、レシピを工夫するところが腕の見せ所といえる。挑戦の気持ちで開発した」と話す。
同商品には、北海道産発酵バターを使った「焦がしバター」、「アーモンドの女王」とも呼ばれるスペイン産マルコナ種のアーモンド、伊豆大島の海塩などを使う。「発酵バターとアーモンドの両方の香りがする上品なフィナンシェに仕上がった」と村上さん。表面はカリッと、中はふんわりとした食感が楽しめるという。
販売開始時間は同商品が焼き上がる11時と14時の1日2回。店舗入り口のテイクアウトコーナーで販売する。価格は1個260円。土産や贈答用に焼きたてを個包装した5個入り(箱代込み1,400円)も販売する。焼きたてのフィナンシェとジェラートを1つのカップに入れた「フィナンシェ・アラモード」(600円)も用意する。
村上さんは「現在はプレーンのみの販売だが、今後はダイダイなど地元の果物を使ったフィナンシェも作っていきたい」と話す。
営業時間は10時~17時。木曜定休。