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熱海市役所近くに「呑食処えんじゅ」 家庭料理中心に提供、夜はカラオケも

「呑食処えんじゅ」を開いた店主・小嶋里佳さん

「呑食処えんじゅ」を開いた店主・小嶋里佳さん

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 「呑食処(のみくいどころ)えんじゅ」(熱海市中央町)が5月30日、熱海市役所近くにオープンした。

掘りごたつにこだわったという小上がり席(関連画像4枚)

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 熱海市内でスナックとバーを経営する店主・小嶋里佳さんが開いた同店。小嶋さんは、都内の和食店や市内の飲食店などで働いてきた経歴を持つ。2020年に独立して「スナック縁(えん)」を、2023年には「隠れ家BAR Bacchus(バッカス)を、それぞれオープンした。小嶋さんは「コロナ禍で不安もあったが、対策しながら営業し、多くのお客さまのおかげで乗り越えることができた」と振り返る。

 「えんじゅ」を開いた経緯について、小嶋さんは「スナックもバーも手狭になってきたため、お客さまがゆっくりくつろげる店の開業を模索していた。以前、実家が弁当店を経営していた経験を生かし、母と一緒に運営できる居酒屋を開業することにした」と話す。

 席数は、カウンター=5席、テーブル=20席。居酒屋だった物件を改装した。小上がりのテーブル席は、くつろいでもらえるようにと掘りごたつに変えた。カラオケ機器を導入し、22時以降はカラオケも楽しんでもらえるようにした。

 「アットホームな家庭料理」をコンセプトにしたフードメニューは、おつまみ、煮物、焼き魚、揚げ物など約50種類を提供する。「鯛(たい)の釜飯」(1,150円)など、注文を受けてから炊き始める釜飯メニューを売りにする。アルコールドリンクは、生ビールやサワー、焼酎のほか、静岡の地酒もそろえる。

 「女性店員を中心にして、お客さまが楽しんでもらえる店作りを心がける」という小嶋さん。「店を気に入ってくれたお客さまが知り合いに紹介したくなるような、人の縁がつながる店になれば。手頃な価格設定で、常連のお客さまが頻繁に足を運んでくれる店にしていきたい」と話す。

 営業時間は18時~翌3時。火曜定休。

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