熱海の農園「たからのはたけ」(熱海市泉)が12月1日、熱海の畑で収穫したミカンを使ったゼリーの販売を始めた。
2021年に熱海に移住し、農業を始めた説田慶樹さん・有佳さん夫婦が運営する同農園。熱海の泉や門川で西洋野菜やミカン、キウイ、ウメの実などを栽培する。
「ゆっくり搾り 熱海・湯河原みかんゼリー」と名付けた商品には、現在、門川の自家農園や周辺農家が栽培した早生(わせ)ミカンを使う。有佳さんは「原料に水は使っていないので、甘く熟したミカンの味をそのまま感じてもらえる」と話す。わせのシーズンが終わると、青島みかんなどを使う予定という。8個入りの価格は2,800円。10個入り(3,500円)、12個入り(4,200円)も用意する。メールのほか、インスタグラムのアカウントに記載したフォームで注文を受け付ける。
説田さんは「熱海や湯河原はおいしいミカンが特産品だと広くアピールしていきたい」と意気込む。