熱海の観光庭園「アカオハーブ&ローズガーデン」(熱海市上多賀)で3月14日、「ホワイトデー花贈りイベント」が開催される。色とりどりの花々が来園者を迎え入れる。
開催は今年で3回目。2月のバレンタインデーに合わせて計画していたが、首都圏の緊急事態宣言の発出を受けて、1カ月延期して開く。「フラワーバレンタイン」を推進する、一般社団法人花の国日本協議会(東京都中央区)に協賛し、「大切な人に花を贈る習慣を広めたい」という思いで始めたという。
市内の生花店「花と緑のキタザワ」(桜町)と協力し、リサイクル瓶に入れた花のアレンジ(300円)を来園者に販売する。今年は初めて福祉施設「熱海ふれあい作業所」(網代)と連携し、同施設で選別・洗浄したリサイクル瓶を使う。瓶は園内に設けるフォトスポットにも、花と共に飾る。
広報担当の設楽昌平さんは「コロナの影響で、当初バレンタインに予定をしていた当イベントを、ホワイトデーに合わせて行うことに。感染防止策を施しながらの開催となるので、来園者の方々にも協力いただき、安全に開催できるようにしたい。お客さまのすてきな思い出になればうれしい」と期待を寄せる。