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熱海・ホテルニューアカオが温泉サンダル 「ベンサン」「ギョサン」発売

昭和レトロなロゴをプリントしたオリジナル「ギョサン」

昭和レトロなロゴをプリントしたオリジナル「ギョサン」

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 ホテルニューアカオ(熱海市上多賀)が11月29日、中野フジヤマ堂(下多賀)とコラボしたオリジナルサンダル「温泉サンダル」を発売した。同ホテルの売店で販売を始め、12月10日にはオンライン販売も開始。売れ行きは好調で、熱海の街をサンダルでまち歩きしながら紹介するオンラインメディア「アタミトギョサン。トキドキベンサン」も立ち上がった。

海やまち歩きで活躍が期待されるベンサン・ギョサン

 販売を始めた「温泉サンダル」は、いわゆる「便所サンダル」で「ベンサン」とも呼ばれる。鼻緒が付いたタイプは「ギョサン」と呼ばれる「漁業サンダル」の略で、漁業をする人や釣り人が履いてきたことに由来する。いずれも衛生面と耐朽性に優れていることから、主に業務用として使われてきたが、ここ最近ではデザイン性を兼ね備えた「ベンサン」「ギョサン」が若い人を中心にファッションにも取り入れられている。

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 中野フジヤマ堂は2013(平成25)年に便所サンダル専門通販サイト「ベンサン.JP」を立ち上げ、店や施設のロゴを入れたオリジナルサンダルの販売を手掛ける。ホテルニューアカオの亀井しのぶさんは「当ホテルには屋外プールや海洋施設があり、夏はサンダルの需要がある。中野フジヤマ堂さんのサンダルは国産で耐久性があり、ゴムの臭いがしないのが魅力。ロゴ入りでかわいいことも気に入った」とコラボレーションに至った経緯を説明する。「坂が多い熱海市内でも、このサンダルなら歩きやすく、まち歩きにも使ってほしいと考えた」とも。

 商品は「ベンサン」「ギョサン」各色取り揃え、それぞれホテルニューアカオのクラシックなロゴを入れる。現在販売しているロゴ入りのTシャツなどは、「昭和レトロ感が土産物として若者にも人気」だという。同ホテルの売店とオンラインショップで販売を始めて約1カ月たつが、「寒い時期なのに既に50足以上売れている。夏に向けてさらに期待できる」と話す。

 今後について、亀井さんは「まだ試行錯誤しながらだが、今後は女性向けのデザインもより充実させていきたい。市内の宿泊施設や飲食店でもオリジナルサンダルを作ってもらい、『熱海のまち歩きなら、ギョサン・ベンサン』となれば面白い」と意気込みを見せる。

 価格は各1,700円(税別)。