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熱海城内の「日本城郭資料館」がリニューアル パネルや内装を刷新

リニューアルした熱海城内の「日本城郭資料館」

リニューアルした熱海城内の「日本城郭資料館」

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 観光名所「熱海城」(熱海市曽我山)2階の「日本城郭資料館」が4月24日、リニューアルオープンした。

熱海城や全国の城、自由の女神との高さを比較したパネルも(関連画像3枚)

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 熱海城は、1959(昭和34)年に観光施設として建設。天守閣の建築様式は、桃山時代、慶長初期の様式にのっとり、外観5層、内部9階の高層建築として、当時の城郭建築を再現している。熱海城の館内には、日本城郭資料館のほか、武家文化資料館や江戸体験コーナー、浮世絵・春画展など、さまざまな展示を用意。海抜120メートルに位置するジェット足湯や、無料で利用できる遊技施設もあり、観光客に人気のスポットとなっている。

 日本城郭資料館では、日本各地の名城を再現したジオラマや模型などを展示する。新たに生まれ変わった館内は、黒を基調とした内装に刷新し、展示物がより際立つようにライトアップを施した。熱海城の高さを大阪城や自由の女神などと比較したパネルや、日本全国の城を紹介するパネルもリニューアルし、より分かりやすく、視覚的にも楽しめる展示にした。

 人気展示物の一つ、数万本のマッチ棒で作られた大阪城や名古屋城などの城郭模型はリニューアルせずにこれまで通り展示するが、館内の照明演出や空間構成の工夫により、展示空間の中で浮かび上がるように配置され、訪れる人々の目を引いている。

 支配人の岡野勝彦さんは「全国の城の史跡を紹介したパネルや瓦の一部などは、何十年と同じものを展示してきた。リニューアルでは、お客さまの目を引くような展示コーナーにしたかった。内装や展示物を作り込んだことで、雰囲気のある資料館に刷新できたのでは」と話す。

 営業時間は9時~17時。入場料は、大人=1,200円、小・中学生=650円、3歳~6歳=500円。

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