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熱海でジャカランダが見頃に 夏告げる紫の花、フェスティバルも開催

熱海サンビーチ前の「ジャカランダ遊歩道」に咲くジャカランダ

熱海サンビーチ前の「ジャカランダ遊歩道」に咲くジャカランダ

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 熱海で現在、世界三大花木「ジャカランダ」の花が見頃を迎えている。

ジャカランダはラッパの形をした紫色の花

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 ジャカランダは、熱帯地域を中心に分布するノウゼンカズラ科に属する落葉高木。世界三大花木とされる。熱海市内には、熱海サンビーチ前のジャカランダ遊歩道に106本、親水公園前の街路樹に20本、渚デッキに15本が植わり、毎年この時期になると、ラッパの形をした紫色の花が咲く。

 熱海のジャカランダは、1990(平成2)年に熱海市の国際姉妹都市・ポルトガルのカスカイス市から2本のジャカランダが贈られたのが始まり。その後、2019年に死去した大塚商会の名誉会長・大塚実さんの支援からジャカランダの植え増しと遊歩道の整備を行い、現在では、海岸沿いを彩る熱海の名所の一つになっている。

 6月5日から「ATAMI ジャカランダフェスティバル2021」も開かれ、紫の花が熱海に夏の訪れを告げる。期間中は遊歩道のジャカランダをライトアップする。同じく見頃を迎える糸川沿いのブーゲンビリアでもライトアップを予定する。

 フェスティバルに合わせ、「2021熱海フォトコンテスト」を7月5日まで行う。主催する熱海市観光協会は、市内で撮影したジャカランダやブーゲンビリアなどの花々や花火大会の写真を募集している。

 ジャカランダのライトアップは18時~22時。ブーゲンビリアは18時~23時。6月20日まで。

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