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アカオハーブ&ローズガーデンで「ローズフェス」 春の花が見頃に

色とりどりの花々を鑑賞する来場者ら

色とりどりの花々を鑑賞する来場者ら

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 熱海の観光庭園「アカオハーブ&ローズガーデン」(熱海市上多賀)で4月1日、「第9回 熱海ローズフェスティバル2021」が始まる。見頃を迎える春の花々が来場者を迎える。

オーシャンビューのスポットも人気

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 園内では現在、早咲きのチューリップの開花が始まっており、10万球、約100品種のチューリップが4月上旬に見頃を迎えるという。広報担当の矢部詩織さんは「園内は桜や菜の花に代わり、これからはチューリップやバラが見頃を迎え年間を通してのベストシーズンになる。気候も暖かくなり、ガーデン散策にも最適」と紹介する。4月には早咲きのバラが咲き始め、5月中旬には約600種4000株のバラが見頃を迎える。

 4月24日からの週末とゴールデンウイーク期間を中心に、「ひだまりマルシェ」を開催する。地元を中心とした作家らが、花をモチーフにしたアクセサリーや雑貨、ドライフラワーなどを販売。4月1日からは、庭園の管理をしているスタッフが案内する「ガーデンガイドツアー」も行い、花々の説明やガーデニングのコツを聞きながら園内の散策ができるという。

 「空飛ぶブランコ」「フレームハウス」などSNS映えするスポットが若い観光客らの人気を集める同園。矢部さんは「見頃を迎える花々のお勧めのスポットは、イングリッシュローズガーデンとハーブガーデンの噴水の周りの花壇。イングリッシュローズガーデンはバラのシーズンは色とりどりのバラが咲き誇る。噴水周りの花壇は、新人の園芸スタッフがデザインを手掛けた。暖色系で温かみのある雰囲気になっている」と笑顔で話す。

 矢部さんは「昨年のこのベストシーズンは新型コロナの影響で休園していて、見頃の花を見てもらえなかった。今年は見頃の花々を見てもらうことができる。感染症対策をしつつ、外出できなかった方も多いと思うので、園内で自然を楽しんでリフレッシュしてもらえれば」と来園を呼び掛ける。

 開園時間は9時~17時(入園は16時まで)。6月30日まで。

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